フジテレビ火曜9時ドラマ『アタシんちの男子』を楽しみましょう!!
ドラマは感動のうちに幕を閉じましたが、まだまだ『アタ男』熱は冷めません。
終了したドラマなのでネタバレ含みます。ご承知おきください
『アタシんちの男子』をこれから見る方、ストーリー、次回予告、登場人物をお探しの方は、
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『続きシリーズ』『その後シリーズ』など、お話を読まれる方は、
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超機能満載大活躍

国土のこと

キャラ男7に上がっているので、国土、いってみましょうか
平次と親衛隊もまとめて

通称、国土くん。 千里が通うネットカフェで働いているヲタク店員。
典型的なヲタクであり、千里を勝手に二次元アイドル化して惚れ込んでいる。その為、千里の言うコトなら何でも聞く。
ひそかにヲタク界ではちょっとしたカリスマ。
「国土が動けば山が動く」というくらいヲタクから絶大な信頼を得ている。
千里が仕入れたい情報や調査を請け負う。
一見、キモそうに見えるが、実はかなりのイケメン!?
ネガティブシンキングで喧嘩も恐ろしく弱いが、ヒーロー願望は強い。
神経質でプライドも高いが、何だかんだ困っている人がいれば、助けてしまうお人よしな一面もある。(もちろん本人はそれを認めていない)


国土のキャラ紹介は、千里親衛隊の紹介もあわせていている感じですね
神経質、ネガティブシンキングのせいか、本来、つるのさんの魅力である笑顔が少なかったですよね。特に後半、笑ってないなー。
お人よしにはかなりつけ込まれてしまう感じがありますね
ヒーロー願望は、俺が千里さんを守らなければってことで発現してるみたいです
千里を2次元アイドル化しているのは、平次?って気もしますが

国土は、良くも悪くも機能的なキャラでしたね
千里の一番の理解者であり、お助けキャラ
ネットカフェは千里の避難所であり、調査請負所。ネットカフェという場所には千里をクールダウンさせる場所って役目もちょっとあったかな
1話では、まず、千里の基地として登場します。国土は、千里の境遇を平次に説明するということで、わたしたちに知らせてくれます。翔が千里がいるネットカフェをなんで知ってたの?ってことは、ちょっとよくわからないんですけど
2話では、翔のダブルワークと子供の存在、3話で智が巻き込まれたスキャンダルと、兄弟の補足情報を得るために機能していました。個性的なキャラがひしめく『アタ男』の話をさくっと進める大事な役目です
4話では、力の誘拐事件で、現地イベントを支える千里劇団団員として、狂言誘拐をに力を貸します
5話では、千里放逐事件を受けての、温泉掘削のサポートとともに、兄弟に千里を知らせる役目として、国土がトリックハート城の中に初めて入ります。その結果、千里への誤解が解け、猛、優、智、明と初対面も果たします。5話は、国土、活躍してますね。大事なところでは、大蔵兄弟と離れた千里が、淋しいって思っているってことを見抜いたとこ。『信じてくれている人を哀しませるな』という、高校時代に千里がくれた言葉を、彼女に返し、『彼らを救ってあげてくれ』という新造の言葉を思い出させます。『信じてくれている・・・』は、後で猛にも。効いてきます。翔とともに、国土は兄弟と千里を取り持っているんですね。誤解が解けた千里と兄弟の姿に、「なんか、いいな」「家族っぽいですよね」って言葉が出てきます。大蔵兄弟と千里に家族というワードを外からの目線で使います
6話では、井上さんのセキュリティ機能の紹介と、風に追われた千里の避難所&殴られ屋。親衛隊が風の遺産へのこだわりを明かすことにより、千里が風のことを考えるきっかけを与えます
7話では、国土が城に入ってきます。国土の起こしたトラブルで家族の絆が強まります。親衛隊は明の母親調査の難しさ示し、歌自慢大会に頼るしかない状況を補強します。あと国土は、例のハプニングの原因という大事な役割がありましたね(笑)
8話では、嫉妬から翔の調査。結果的には家族がより翔を理解するきっかけになります。で、国土の嫉妬は回りまわって、翔の恋心を点火させてしまうという結果を導きます。
9話では、国土の自慢に業を煮やした親衛隊が、トリックハート城に乗り込み、母親10か条をサポート。猛の旅立ちを見送る兄弟を助けます。外から見ても最高の「家族」の姿を示すことで、この後の別れがより感情に訴えるものになりました。
10話では、国土、ネカフェメンバーとも時田にコマにされます。そして国土は完全復活した千里の帰還に力を貸します。大蔵家にいるときよりも、城の外の方が二人の絆が活きますね
11話では、和解した国土と親衛隊は時田の真意を探り出します。国土は最後の最後に画像チップの解析という、大きな仕事をやり遂げますの。国土のオタクを活かしたひらめきが最後に大蔵家を救うことになります。彼がいなければ、物語は大団円を迎えることはありませんでした。

なんか羅列してみても、機能が勝ったキャラですよね。
抜けているところと人のよさでいろんなことをクリアして、プロットガチガチキャラの印象を和らげていますのます。
千里との関係をもうちょっと描ければよかったのに、と思います。5話の『信じている人を・・・』って、話してあげたり、10話の千里城突入をサポートしてくれたりする親友的な国土が好きなので、あんな味がもっとあったらよかったのにと思うんですよね
平次はキャラ設定が薄めだったせいか、なかなか使い勝手が良いキャラクターでしたね。役にも立つし、コメディメーカーにもなれる。なかなかおいしい役です
親衛隊も、あの団体戦が、箸休めとして好きでしたね。

国土、全体的に、もったいないって印象があります。機能優先で。
機能満載なのに、あれだけ遊びまくった時田(山本耕史さん)を見るにつけ、惜しい、と思ってしまいます。
だって、逆に言ったら、機能を果たしとけば、役のアレンジはかなり自由に出来るってことでしょ?
他の俳優では差し替え不可能な国土を作れる可能性がまだまだあったんじゃないかなあ。
そう、もっと国土って、俳優としておいしく楽しんで出来たんじゃないかなあって思います。印象ですけどね。

でも、国土がいないと、アタシんちの男子は11話では終われなかったと思います
話の進行で省略せざるをえなかった部分や、主要キャストが自分語りをすると芝居のテンポを失うような部分を国土や親衛隊が請け負って、調査・解説・助力・邪魔(笑)してくれていました。
そういった意味では、最後の最後に新造さんの絵本のタイトルを、大蔵兄弟に届けてくれたことに、象徴されるように、彼らは、影のMVPなのかもしれませんね。

なんかまとまらないな。ごめん