フジテレビ火曜9時ドラマ『アタシんちの男子』を楽しみましょう!!
ドラマは感動のうちに幕を閉じましたが、まだまだ『アタ男』熱は冷めません。
終了したドラマなのでネタバレ含みます。ご承知おきください
『アタシんちの男子』をこれから見る方、ストーリー、次回予告、登場人物をお探しの方は、
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06 ママが恋人?!

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新造の発明品
   みらくるん2号
   六兄弟への表面上の遺産、くだらない発明品に、ヒントの銘板
   千里の部屋にかぎ
   隠し部屋
遺言
   六兄弟宛の巻物

これまでのお話
   1話2話3話4話5話

千里(堀北真希)は、大蔵家長男の風(要潤)から、半ば強制的に恋人役を務めるよう頼まれる。女性関係でトラブルを起こしていた風は、千里に恋人役を演じさせることでピンチを切り抜けようとしていた。母親十か条をクリアしなければならない千里は、恋人役を務めればトリックハート城に戻ってくるという風の言葉を信じて、それを承諾した。ところが、風にはなんと27人もガールフレンドがいるのだという。千里は、急きょ設置された謝罪会見場で、やってくる風のガールフレンドたちに頭を下げ続けた。
そのころ風は、千里の部屋を物色していた。三男の翔(向井理)は、そんな風の本当の目的を言い当てる。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。
本当の目的を言い当てる。風の狙いは、千里の部屋に隠された新造(草刈正雄)の遺産だった。

五男の智(瀬戸康史)はサウナルームで雑誌を読んでいた。そこにやってきた四男の優(山本裕典)は、智が持っていた雑誌に、「告白に成功する方法」という特集があることに気付く。優は、千里に告白するつもりなのかと智に問いかけた。それを否定する智。安心した優は、自分が相手役をやるからその告白方法を練習しようと智に提案する。が、ちょうどそこにやってきた千里に裸で抱き合っているところを目撃された優たちは、その関係を誤解されてしまう。
一方、次男の猛(岡田義徳)は、バイク便会社の社長(芝崎昇)から頼まれていたアタッシュケースを指示された場所に届ける。どうやらそこは、大物政治家の家らしい。猛は、応対したSPに、アタッシュケースの中に入っていたダイナマイトを使ってしまったと告げる。だが、SPは、ダイナマイトなど頼んでいない、という。中身をすり替えたのは響子(高島礼子)だった。響子は、千里たちが温泉を掘り当てようとしていることを知り、アタッシュケースにダイナマイトを入れておいたのだ。

そんな中、風と翔は、千里の部屋にある恐怖時計の中から鍵を発見する。そこにやってきた千里は、謝罪に同席もせずにいい加減な態度をとる風に怒りをぶつけた。すると風は、新造の本当の顔も知らないくせに母親づらするな、と千里に言い放つ。トリックハート城を飛び出した千里は、ネットカフェを訪れる。そこで千里は、国土(つるの剛士)から、風の目的は新造の遺産であることを教えられる。
優は、どちらが千里を迎えに行くか、勝負しようと智に持ちかける。智がマジックを披露してそのタネがわかるかどうかで勝敗を決めようというのだ。

同じころ、翔は、千里の部屋から見つかった鍵に記されていた『裏に隠された真実を見よ』という言葉から、新造が残した発明品に取り付けられていたプレートの裏にそれぞれ『愛』『愛』『得る』『得ぬ』『爺』『部位』という刻印がしてあることに気づく。
あくる朝、優は、ネットカフェを訪れ、千里を迎えに行く。優は、もう少しで変われそうな智のことを見てあげてほしい、と言うと、あいつには負けたくない、と続けた。
優とともにトリックハート城に戻った千里は、どうして遺産を探しているのか、と風に切り出した。それに対して、遺産探しは新造の隠された顔を暴くため、と答える風。新造のことを知りたいと考えていた千里は、翔とともに暗号の解読をはじめ、刻印されている文字がアルファベットに変換できることに気づく。並べ替えると、それは『LIVING』だった。

千里たちが手分けしてリビング内を探し始めると、そこに猛たちもやってきた。猛は、智とともに、アタッシュケースの中身、高級カツラを探していた。そこに、自分は風の婚約者だと思い込んでいるチーコ(レイザーラモンHG)が現れた。チーコは、サーベル取り出し、千里さえいなければ風は自分のものだ、と言い放つ。そんなチーコの前に立ちはだかったのは智だった。チーコが持っていたサーベルに布をかぶせ、それを消してしまう智。チーコはその場に崩れ落ちた。優は、そんなチーコに手を差し伸べ、玄関まで送っていこうとした。そのとき、チーコの髪を見た猛が、カツラを返せと叫んで彼に飛びついた。が、逆に投げ飛ばされ、柱に激突する猛。その衝撃で、装飾品のひとつが落ちた。するとそこには鍵穴があった。

千里たちがその鍵穴に鍵を差し込むと、暖炉が動いて隠し部屋への通路が出現した。中に入った千里たちを迎えたのは、みらくるん2号だった。そのとき、千里の携帯電話が鳴った。父親の徹(鶴見辰吾)からだった。大事な話があるから会いたいのだという。千里は、仕方なくその場を後にした。
風たちがみらくるん2号を囲んでいると、そこに時田(山本耕史)が現れた。するとみらくるん2号が、「君たちは嘘つきだ」などと言い出す。次の瞬間、みらくるん2号の胴体が開いた。そこにあったのは、兄弟それぞれの名前が記された6本の巻物だった。風以外の5人は、それぞれ、自分の名前が書かれた巻物を開いた。そこで時田は、風の巻物を広げて読み上げた。「長男・大蔵風。実の父親は大蔵新造氏」。その言葉に猛たちの表情が変わった。
徹が、時田に頼まれて千里を呼び出したことを知った千里は、トリックハート城に戻る。待ち構えていた時田は、兄弟たちは全員出て行った、と千里に告げ…。

一難去ってまた一難
今回、ぶっ壊し屋だった風が軟化したと思ったら、今度は時田がぶっ壊しにやってきた。


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