フジテレビ火曜9時ドラマ『アタシんちの男子』を楽しみましょう!!
ドラマは感動のうちに幕を閉じましたが、まだまだ『アタ男』熱は冷めません。
終了したドラマなのでネタバレ含みます。ご承知おきください
『アタシんちの男子』をこれから見る方、ストーリー、次回予告、登場人物をお探しの方は、
「はじめに」「まとめ」のカテゴリーからどうぞ
『続きシリーズ』『その後シリーズ』など、お話を読まれる方は、
「目次」のカテゴリーからどうぞ

10 驚きの真相

f:id:so_childish:20090617223735j:image:right
母親10か条
   其の七 力を合わせて発明品を作れ
トリックハート城
   恐怖時計の部屋(千里)が爆破される
風宛の手紙(遺言状)
   一枚目が判明する

これまでのお話
   1話2話3話4話5話6話7話8話9話

千里(堀北真希)たちは、ミラクルの新社長に就任した時田(山本耕史)から、3日以内にトリックハート城を明け渡すよう命じられる。翔(向井理)や優(山本裕典)、智(瀬戸康史)らは、そんな時田に反発する。それに対して時田は、もし逆らった場合は力ずくでも出て行ってもらう、と言い放つ。
その夜、千里たちは、どうするべきか話し合う。そこで風(要潤)は、新造(草刈正雄)にとっても特別な場所だったトリックハート城は誰にも渡さない、と宣言する。翔たちも同じ気持ちだった。風は、新造からの手紙にあった「遺産を見つけることができれば大切なものを守れるかもしれない」という言葉の“大切なもの”とはトリックハート城のことではないか、と言い出す。新造の遺産を見つけるためのヒントを得るためには、千里に課された母親十か条をクリアしなければならなかった。そこに現れた響子(高島礼子)は、母親十か条の第七条が「力を合わせて発明品を作れ」だと千里たちに告げる。
風たちは、響子から手渡された設計図をもとにさっそく発明品の製作にとりかかる。ところがそのとき、思わぬ事態が起きる。千里の部屋が突然爆発して吹き飛んだのだ。時田が、国土(つるの剛士)をだまして千里の部屋にあった時計台に爆弾を仕込んだらしい。
同じころ、時田に呼び出された千里は、ミラクル本社の社長室にいた。そこで時田は、トリックハート城から出て行くよう兄弟たちを説得してほしい、と千里に持ちかける。時田は、智にはブロードウェイでマジックを学ぶための環境を、明(岡山智樹)には新しい家と家政婦を用意するほか、すでに家を出ている猛(岡田義徳)を含む他の4人にも十分な額の立退き料を支払うという条件を提示する。子どもの将来を考えるのも母親の大事な役割ではないか、という時田の言葉に、千里は悩む。
トリックハート城に戻った千里は、ここから出て行った方がいいのではないか、と兄弟たちに持ちかけた。それに対して、風たちは最後まで戦うと主張し、出ていくのならひとりで出て行け、と冷たく言い放つ。このとき兄弟たちは、千里を守るために、敢えて悪役を演じていた。
f:id:so_childish:20090617223738j:image:rightトリックハート城を後にした千里は、猛が父親の一輝(ベンガル)と暮らしているアパートを訪ねる。物陰に隠れていた千里に気づいた猛は、彼女に声をかけた。千里に何かあったことを察し、事情を尋ねる猛。千里は、時田の件を打ち明けると、それ以上何も言わず、敢えて明るく振舞って猛と別れた。一輝は、部屋に戻ってきた猛に、行かなくてもいいのか、と切り出す。みんなお前の奇跡を待っているんじゃないか――一輝はそう猛に告げ…。
そのころ時田は、ネットカフェを訪れ、千里親衛隊全員をミラクルで雇うと告げる。大喜びする平次(永山絢斗)だち。時田は、そんな彼らに、トリックハート城の立ち退きに協力するよう持ちかけた。
f:id:so_childish:20090617223332j:image:left
千里は、義男(田山涼成)の家を訪れる。そこで千里は、新造が発明した『ミラクル催涙スプレー』や、義男と新造が一緒に写っている写真を偶然見つけてしまう。千里からそのことを問われた義男は、やってきた響子とともに、すべてを告白した。学生時代、義男と新造はともに発明家を目指したライバルだったこと、その縁で新造と当時高校生だった千里の母・志保が知り合ったこと、15年後に志保と再会した新造が彼女にプロポーズしたこと、風の存在を知った志保が新造の子を妊娠していたことを隠して突然姿を消したこと…。「貴方は、大蔵新造氏の娘です」。響子は、そう千里に告げた。真実を知って大きなショックを受けた千里は、義男の家を飛び出した。
同じころ、大蔵家の兄弟たちはサウナルームにいた。するとそこに、突然、猛が姿を見せた。兄弟たちのために、トリックハート城に戻ってきたのだ。久しぶりに6人がそろい、意気が揚がる兄弟たち。すると、サウナルームのモニターに時田が映し出された。そこで時田は、千里が新造の娘であることを皆に告げる。

兄弟たちは、新造の手紙でそれを知っていた風を非難した。さらに、翔が千里にキスしたことを猛が優と智にバラしてしまい、兄弟たちの絆は一瞬にして崩壊してしまう。
f:id:so_childish:20090617223331j:image:right
千里は、ネットカフェで一夜を明かした。そこにやってきたのは、徹(鶴見辰吾)だった。徹は、千里の母・志保と結婚した経緯を千里に話した。「血のつながりなんて関係ねぇ。たとえ千里離れたところにいても、心ではつながっている…それがお前につけた名前の由来だ」。そう言うと、千里につらい思いをさせたことを詫びる徹。ギャンブルに手をだしたのも、志保の入院費を工面するためだったらしい。千里がトリックハート城を追い出されたことを知った徹は、一緒に過ごした時間は嘘をつかない、と助言すると、わざと借金の話を持ち出し、土下座までして城に戻るよう頼んだ。千里は、そんな徹を蹴り飛ばすと、最低の父親を持って迷惑だ、などと言い残して去っていく。
f:id:so_childish:20090617223330j:image:leftその夜、トリックハート城に井上さん(江口のりこ)が戻ってくる。が、千里が戻ったと勘違いした翔、優、智の3人は、がっくりと肩を落とす。そこに、時田率いるミラクルの一団が現れる。もはや風たちに勝ち目はなかった。するとそこに、巨大なショベルカーに乗った千里と国土が割り込んできた。ガスマスクを装着した千里は、ミラクル催涙スプレーを撒いて時田の手下をひるませたすきに、トリックハート城に入る。千里も、出迎えた大蔵家6兄弟も、皆、涙を流していた。一致団結した千里たちは、時田に宣戦布告するが…。









次回はこんな話
10話の感想はこちら(加筆中)