アタシんちの男子を振り返る(簡易版)
アタシんちの男子を振り返る
だらだらかいています。今回はちょいぐちっぽいかも。注意!
さまざまな感情に翻弄されながら、『アタシんちの男子』を、週を追い、リアルタイムで体感できたことは本当に良かったです。
良かっただけにさー
『アタ男』は、せっかくこんなにいいキャストで、いいスタッフが、いい話を作り上げたというのに、もっと見てよー!とか思ってしまうんですよ。
あの疾走感をもっと大勢に体感してほしかったー!!ってね(笑)
- コメディタッチで気軽に見られて、
- キャスト、美術、衣装とビジュアル的にも優れてて、
- スコアもお城によく合っていてドラマを盛り上げるし、
- 盛り込まれているメッセージは大人にも子どもにも響くもので、
- 将来性ある俳優達が若いパワー溢れる演技をしてて、
- 中堅、ベテランも物語りに寄り添って物語世界を支えてくれていて、
- 『家族』と言うテーマに違わぬ仲のよさ、良質なパワーが画面に満ち満ちて、
- スタッフキャストが一丸となって物語を作り上げている熱気がストレートに感じられて
なんてドラマ、あまりないと思うんですよね。
このストレートさってのは、大蔵兄弟と千里の素直さ愛らしさが私たちを打ったからなんですよ。かわいいんだもん。
で、それを可能にしたのは、「そこを伝えたい」と思ったスタッフワークが結実したからかだったんだと思いますし。
で、ここからちょっともしもの話
「ケンカしながらもチームとして頑張るようになってからの大蔵家がサイコー!!」
ってなってから、物語と一緒に私たちも本格的に走り始めたと思うんですね。
『アタ男』に途中から急速にはまったわたしがいい例だと思うんですけど、ひとつの可能性として
『アタ男』の醍醐味であるところの、千里+兄弟=大蔵家という形になるのがもうちょっと早かったら、どうなっていただろうかと思うの。
で、VS風編を経て大蔵家が完成し、VS時田編突入、そして最後の戦い、大団円という流れを、もう少し長く楽しめたのかなあって、
まあ、結果論ですからね。もしかしたら、団結してからが長いと、たるんじゃったかもしれないしね。
ここまで考えて、もう一回振り返ると(書き込み時現在、手元資料なしなのでイメージ。勘違いあると思います)
- 1話で翔が遺産目当て(+兄弟を変えてくれるかもときたい?)で協力を申し出て、
- 2話で猛と翔がちょっと和解して、猛が味噌汁飲んでくれて、
- 3話で智のために千里が怒って、智や優は一歩踏み出す決心をして、
- 4話で力のためにみんなで作戦を立てて実行して、
- 5話でやっぱり千里は仲間だよなって再確認して
- 6話で風と対立し
- 7話で明の事件を通して、ついに全員が一つ屋根の下に集まり
- 8話で翔の事件を通してお互いを思い合い
- 9話で猛との別れで家族の絆を感じ
- 10話でかけがえのない家族を守りたいという気持ちと、一緒にいたいという気持ちを持って
- 11話でみんなで一緒にひとつのことをやり遂げて、それぞれに旅立ち、また再会する
やっぱ、この展開以外なかったんだよなと再確認
人間の縁はそんなに糊で貼ったように簡単にくっつくものではないし、「やっとみんなでひとつになったのに」って気持ちがあったから、最終話の兄弟の旅立ちも切なく、兄弟の帰還がよりいっそう嬉しかいものになったってのも確かだし。うんうん。
やっぱり『アタシんちの男子』はこの形が最高ってことなんですけどさ。
そう思うほどに、多くの人に味わってもらいたかったなーって、思っちゃうんですよ。
ね、愚痴っぽかったでしょ