五男
人気若手俳優集団「D―BOYS」が、5年目を迎えた恒例の舞台「D―BOYS STAGE」で、英推理作家の巨匠、アガサ・クリスティの「検察側の証人」の原作の本格ミステリーに初挑戦することになりました。
タイトルは「検察側の証人〜麻布広尾町殺人事件〜」(演出・鈴木裕美)。
「ミステリーの女王」と呼ばれる世界的ベストセラー作家、アガサ・クリスティの名作
今作は法廷ミステリー。
秀才で堅物の越方(瀬戸康史)と、いいかげんだが弁の立つ星野(五十嵐隼士)というデコボコ弁護士コンビのもとに、未亡人殺害の疑いをかけられた青年(柳下大)が助けを求めてやってくる。青年は逮捕されるが、アリバイを証明できるのは妻(馬渕英俚可)だけ、という。不利な状況を覆そうと奔走する2人の新人弁護士の前に、エリート検察官(荒木宏文)が立ちはだかる―。
10月15〜23日 東京・青山劇場
11月3〜6日 大阪・イオン化粧品シアターBRAVA!
◆「検察側の証人」 1925年に発表されたアガサ・クリスティの短編推理小説。殺人容疑で逮捕された青年とその弁護を担当する弁護士、検察側の証人として出廷する青年の妻によって繰り広げられる法廷劇。後にクリスティ自身が戯曲にし、53年に初演された。57年には「情婦」のタイトルでビリー・ワイルダー監督によって映画化。82年には米でテレビドラマ化もされている。