フジテレビ火曜9時ドラマ『アタシんちの男子』を楽しみましょう!!
ドラマは感動のうちに幕を閉じましたが、まだまだ『アタ男』熱は冷めません。
終了したドラマなのでネタバレ含みます。ご承知おきください
『アタシんちの男子』をこれから見る方、ストーリー、次回予告、登場人物をお探しの方は、
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明のせりふ

で、早速書くもんね(笑)


基本的に明のことはかわいいと思っていることを前提に書いてます。
誤解しないでね



Wikipedia確認で岡山智樹くんキャリアは2008年スタート
アタシんちの男子は抜擢。

明の特徴、クールフェイスと平板な口調
「上から目線」「究極の生意気少年」の表現だと思うんだけど、演技力としては「?」ってところも正直感じたりした。
でもここからが『アタ男』チームの良い所
ドラマ後半は、これらにプラスして「感情表現が下手」っていう、愛すべき特徴が加わってきた。
ドラマの初めの頃は、なんだかせりふが上滑りしている印象だったんだけど、ドラマの途中からあの感じがたまらなくかわいくなってきた。
もちろん平板口調のままコスプレや手品、ウォーキングのコーチ受けてるのも笑うけど(笑)
せりふの平板口調が、受ける俳優の演技で違って見えるのが、すごく面白くて。
転機は7話。

  • 国土に「いけてる男子コンテスト」「国土、締め切りは明日までだから、今日中に郵便局に出して来い」
  • 寝言で「おかあさん」
  • 母ちゃんに会いたいんだろといわれて「なにいってんの?そんなのでたらめだよ」
  • お母さんの電話が来ないときの「僕を置いていなくなったのに、来るわけないよ。」
  • お母さんがアメリカに行くと知った後の「じゃあ、僕、宿題あるから。」
  • 千里にカーネーションを手渡し「・・・母の日の。プレゼント。」

明の出力はあまり変わらないのに、周りの兄弟と千里の感情のボリュームで明が傷ついていたり、悲しんでいたりするのが伝わって来る。
わたし達にはわからない違いも、家族だからわかる。家族という反射板を通して、明の感情は回りに伝わる
よくできた演出だと思う
でも、すごく明の孤独が伝わる。泣ける。
明1人の演技ではなく、家族と明で一緒に表現するシーン。
これがわたしに切り込んできたときは、しびれましたね。

これはね、智樹くんの演技力の向上ももちろんあったと思うけど、演出と演者のアンサンブルが作り上げた明の属性だと思うよ

アタシんちの男子』の大蔵兄弟と千里をまた好きになった第7話でした

余談ですが、明の登場人物紹介

頭脳派中学生。
平成8年12月5日生まれ
ネットでの株取引で生計を立てており、
やろうと思えばハッキングもお手のもの。
子どもなのに超合理主義で、兄貴たちを上から目線で査定する究極の生意気少年。
学校に関しては、本人いわく「まわりと僕のレベルが違いすぎる」からあまり行きたがらない。
実際は明が偉そうに振舞うため、いじめられているから。
9時以降に眠くなったり
窮地に下痢したりと子どもらしい一面も。
千里のことを無能呼ばわりするが・・・。

ハッキングと窮地に下痢という設定は、十分に回収されていないんじゃないかな
十分に回収されていないと言うことは、続編で表現される余地があるってことだ!
お願い(笑)!!