フジテレビ火曜9時ドラマ『アタシんちの男子』を楽しみましょう!!
ドラマは感動のうちに幕を閉じましたが、まだまだ『アタ男』熱は冷めません。
終了したドラマなのでネタバレ含みます。ご承知おきください
『アタシんちの男子』をこれから見る方、ストーリー、次回予告、登場人物をお探しの方は、
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長男

パーフェクト・リポート
黄田役の要潤さんインタビュー

役の上での次男的役割で、現場でも遠藤祐弥さんや小柳友さんに「要兄さん」と慕われる存在なんですね
初期のデレデレパパ演技、また見たいですね

第7話もいい話でしたね
アタ男のときも思ったけど、なぜにボウリングな冒頭。木村了、怖い
いつものごとく挿話的に蒼山の事件をはさんで、いつもの遊軍に
不在の赤坂を蒼山をはじめとした遊軍メンバーだけじゃなく、黒井もかげながら心配してたり
それにしても「CTN開局50周年記念式典」で、「原点」をテーマに各部署に密着したドキュメンタリーって仕事もすごいけど
取材対象によって、遊軍の存在意義がちょっとぶれるような
今回ちょっと学級新聞とか卒業アルバム取材のような
でも、局内をうろうろして、いろんな局員に会うことにより、赤坂の情報が分かったり、桃井の叱り飛ばされてる現場に遭遇するっていう、ストーリーの進行的に大事な機能はあったんだよね


今回は、桃井の失敗と赤坂の回復を本人の気持ちとと遊軍の影の助力でクリアしてくんだけど、遊軍の面々の素直じゃない応援の仕方がよかったw
愛想ない電話をしながらも、出世虫を心配している蒼山や、われ関せずに見せかけて、コソコソ赤坂を助ける調査をしている白石とか
へそ曲がりなんだけど、かわいげが出てきた白石。例の墓参は、同僚記者ということで、事件とはまだ大きく関わっては来ないけど、記者仲間を失うことの無念さみたいなものが感じられたよ。この事件は展開するのかな?
愛想笑いのない「オクミ」は不器用で意地っ張りで口が悪いけど、赤坂の言葉に反省し前向きに取材に取り組んだり、ろくに励ましの言葉はいえないけど、桃井の貼り付に付き合ったりね
表には出なかったけど、実は紫村も、好き勝手に取材に飛び歩く遊軍メンバーのとばっちりを、文句いわずに頑張ってたたらしいし(褒章はするめw)

赤坂は地方紙の記者である父親の仕事を通して取材の原点を見出す
大手テレビ局で報道の仕事についた理由が「父親の小さい仕事に反発して」だったけど、父親の小さな記事に反応する生身の人間を目の当たりにして、取材し記事ににすることをもう一度考えることができたんだね
もともと、「記者」という選択が父親の影響なんだもんな

蒼山は赤坂のために秘書を洗い直し、未亡人を訪問するんだけど、しらみつぶしに丁寧に事件を当たるのはいつもの蒼山の取材態度なのかもしれないけど、全然最悪の上司じゃないよw
しかし、毎度、何かとお役立ちの黄田。今回もいい役を振られたね。娘ちゃんサービスも兼ねて蒼山からの依頼で赤坂にお使い
ニュートラルな姿勢で遊軍誰にでも話ができるのが黄田。早く家に帰る以外はいい奴だよね
自分の失敗を取り返そうと政治家の隠し子に張り付いていた桃井が、欠席中の赤坂にマメに送っていたメールも最後に効いてきて、元政治部の赤坂復活とともに、桃井もスクープ獲得☆
小道具の効かせ方や話の持ってき方はコテコテなんだけど、演出があっさりしてるんだよね、このドラマ
全員集合して一安心かと思いきや、蒼山の事件が起こるんだね
木村了演じる澤村光輝、なに考えてんだかわかんないから、なんか怖いな
最近は蒼山、部下を思う心配顔や事件を思い出す憂い顔が定番になってきてるね
最悪の女上司というよりも、母性が際立ってきたような(Motherの影響がまだ私の頭にのこってるのか?)


キャラドラマと思いきや、意外と地味な演技を、華やかなキャストが積み重ねているところが、このドラマの好感が持てるところ
たまに、「それはちょっと」ってこともあるけど、スタンドプレーよりも滅私奉公*1に弱い私としてはやっぱり好きなドラマですよ


#08

  • 2010/12/05 21:00〜21:54
  • フジテレビ

 蒼山(松雪泰子)は、黒井(平山浩行)から衝撃的なニュースを聞き、茫然自失となる。20代前半の男性が、同年代の男性をナイフで刺し現行犯逮捕されたという。容疑者は、蒼山が追い続けている11年前の「世田谷区主婦殺人事件」で母親を亡くし、さらに図らずも蒼山に裏切られた形で、容疑者扱いされた父親も不慮の事故で亡くしている澤村光輝(木村了)だ。  並々ならぬ因縁に、澤村光輝に会うため、蒼山自ら警察署に張り付くが、彼に見向きもされず大きなショックを受ける。「報道は時に人を傷つけるが、希望もある」と信じてきた蒼山だが、今回の事件にその信念を打ち砕かれた思いで、他の遊軍メンバーが心配するほど落ち込んでしまう。  そんな蒼山に、すっかり調子が狂ってしまう遊軍取材班の面々。奥澤(相武紗季)、桃井(遠藤雄弥)、紫村(小柳友)の3人は、蒼山に追い立てられることなく、以前の暇な生活に戻ったことに違和感を覚え、蒼山が来てから夢中で仕
事に没頭し充実していたことに気付く。蒼山に代わって、澤村光輝の事件をしらみ潰しに調べ始め

る3人。  以前から蒼山が調べ続けていた澤村光輝に関する膨大な資料を、徹夜で読み直した3人は、それぞれに今回の事件に関する疑問点を蒼山に話す。「すべて憶測の域を出ない」と遮る蒼山だったが、とある出来事から自身の原点を思い返し、事件を洗い直すことを決意する。

*1:舞台とかで、ベテラン俳優が、ただの役者として芝居の一パーツになっているのを見るとものすごく感動する癖があるんですよ、私